D850にCASE RELAYを使ってインターバル撮影を試しました

CASE RELAYを買いました

D850でインターバル撮影したときに、純正のバッテリーだと約3時間程度しか撮影が出来ないため(普通なら十分なバッテリー持ちだと思いますが)、外部から電源を取りながら撮影ができるアクセサリーを探しました。

どうやらCASE RELAYを使うとモバイルバッテリーから給電しながら撮影ができるということで早速買ってみました。

インターバル撮影をした時の記事はこちら

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D850に適合するカプラはCRC5Bだけど・・・

CASE RELAYを使うにはバッテリーの形をしたカプラというものを買わなければいけません。

カメラごとにバッテリーの形状が違うため、カプラはいくつかあります。

D850の場合はCRC5Bというカプラを用意すればCASE RELAYを通してモバブから外部給電することができます。

ちなみにCRC5Bはヨドバシカメラだと3110円なのでヨドバシカメラで買ったほうがお得です。(2018/10/28時点の情報です。在庫残少なので買うならお早めに!笑)

 

まぁヨドの話はおいておいてカプラの方は、ニコンが純正でパワーコネクター EP-5Bといものを出しておりまして、そっちでもいいかもしれません。

純正だし安い!

僕は買うときにニコン純正のパワコネの存在知らなかったのでCTJから出てる方を買ってしまいました。純正だとコネクタ部分が四角い形状ですが、CASE RELAYの付属品にニコン用の変換コネクタが付属していたので多分それを使えると思います。

ただもし、純正のパワーコネクター EP-5Bを使う場合は本当に適合するのかよく調べてから買ったほうがいいと思います。僕はもうCTJの持ってるのでなんとなく調べた程度ですので責任は持てません笑

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使えないモバイルバッテリーもあるので注意してください

さっそくテストしてみようということで、手持ちのモバブで試してみたところ2時間弱(300枚強)で撮影が終わっていました。

細かい設定は省きますが、SS(シャッタースピード)は15秒でインターバル時間20秒での撮影でのテストでした。

その時はcheeroの24.12Whのモバブを使用しました。純正バッテリーが14WhでSS13秒だったときは3時間(700枚程度)撮影できたので、5時間くらい1000枚ちょっと撮影できるかなと思ったのに逆に少なくなっていました。

確かめてみると、cheeroのモバブのバッテリー残量はほぼ満タンでした。つまりCASE RELAY自体の1200mAh(電圧不明)を消費して撮影してたみたいです。

調べてみるとcheeroのバッテリーは自動停止機能があるらしく、充電が終わると勝手に給電をやめるみたいです。なのでCASE RELAYへの充電が完了した時点でcheeroの給電は止まってたんだろうなと思います。また、CASE RELAYの充電ははじめからほぼ満タンだったため、CASE RELAYだけで動かすと300枚強(おそらく1時間ちょっと)のインターバル撮影が出来ることが分かりました。

cheero Power Plus 3 mini 6700mAh 大容量 モバイルバッテリー というのが使ってたモバブです。

安価でコンパクトでスマホ用にはいいですが、CASE RELAYでは使えないので注意してください!

他のメーカーの物でも自動停止機能が付いてるものがあるので、それは使わないように注意しましょう。

 

※もしかしたら、CASE RELAYの充電が0%に近い状態から給電を始めればcheeroも使えるんじゃないかと思いましたが、その実験をするかはやる気次第ですね(多分やらない笑)

Anker PowerCore II 20000ならバッチリ使えました

Anker PowerCore II 20000なら途中で給電が終わることなく使うことが出来ました。

cheeroや純正バッテリーと比べるとバカでかいですが、これで星空のタイムラプスを始められそうです。

何時間撮れるか試してみました(室内)

さっそく、モバブを繋げて何枚撮影できるか試してみました。

より実践に近くなるようにレンズヒーターもモバブに接続してみました。レンズヒーターは強さを三段階で切り替えられるうちの一番強いモードにしました。

バッテリー 電力[Wh] 撮影時間[h]
純正バッテリー 14 3.00
cheero 24.12 5.17
Anker 72.36 15.51
CASE RELAY 6 1.29

なんとなくcheeroやAnkerのバッテリーでどれくらい持つか計算してみた結果です(Cheeroはもし使えてた場合で考えてます)。

計算してて思ったのはD850のインターバル撮影だと消費電力は5Wいかないくらいかなということです。

Ankerの20000mAhのモバブだと15.5時間+1.29時間ももつことになっています。

今回のテストではモバブにレンズヒータも付けているのでそれがどれくらい影響するかも見てみます。

 

以下が結果となります。

7:10  撮影開始

13:50 Ankerのモバイルバッテリーが終了。CASE RELAYの内蔵バッテリーで継続撮影。

15:20 CASE RELAYのバッテリーが切れて撮影終了

撮影枚数:1464枚

撮影時間:8時間10分

ちなみに室温は23度程度でした。

8時間10分撮影することが出来ました。やはりレンズヒーターが5Wの電力を食うので計算値より半分くらいになってるなーという印象です。

今回SSはカメラ任せで1/40とかだったりするんですけど、あんまりSSは消費電力に影響しないような気がしてます。

あとは寒いところでどれくらいになってしまうかも気になります。

cheeroのモバブはレンズヒーター用に3,4時間ぐらい使ってとかってやれば撮影時間伸ばせそうです。でも8時間も撮れれば十分ですかね笑

とりあえずこんな頭でっかちの検証ばっかりしてるんじゃなくて、重たい腰を上げて星を撮りに行きたいです!

 

【追記1】

cheeroの24.12whのモバブでレンズヒーターを動かすと14:20~18:10の3時間50分もちました。

 

【追記】何時間撮れるか試してみました(屋外)

キャンプ場のまぁまぁ寒い中何時間撮れるか試してみました。(11月初旬)

気温はちょっと正確には分からないんですけど、10度は下回ってるはずです。

撮影開始時間:23時6分47秒

撮影終了時間:4時43分52秒

撮影時間:大体5時間半ちょっとですね(計算できない笑)

撮影枚数:約1200枚

 

SS13秒なんですけど、インターバル時間の設定を忘れて1秒間隔にしてしまっていました・・・。

構成はAnkerのモバイルバッテリーにCASE RELAYとレンズヒーターを付けて(室内と同じ構成)試してみた結果です。やはり気温が下がると撮影時間も短くなるようです。なので次回は対策として100円ショップで保冷バッグでも買って、そのなかにモバイルバッテリー入れてインターバル撮影を試してみようかなと思います。