D850用に256GBのSDカードを購入しました

XQDカードちょっと高いのでSDカードを購入しました

 

D850でタイムラプス撮影をしたいなーと思うと、僕が持っているXQDカード64GBとSDカード32GBでは少し物足りない感じがありました。

なので容量のでかい記録メディアが欲しくなるわけですが、XQDカードは128GBで2.8万円。256GBで4.5万円というちょっとしたカメラが買えてしまう値段・・・。

どう考えてもSDカードでなんとかするしかない!

 

 

どうでもいいけどNikon Z7はXQDカードのシングルスロットなのでカードの容量大きくしようと思うと出費が嵩みますよね。Z7を頑張って買ってもメモリー容量を増やそうと思うと更に金銭的に苦しむことになるのはちょっと嫌かなと思います。ヨドバシでデモ機を触った感じはグリップ感や操作性もよく軽くてD850と同等以上の画質かと思うとすごく欲しくなるいいカメラだったんですけどね。ニコンさん、次回作はダブルスロットで行きましょう!あと、ピクセルシフトっていうんですかね。1画素単位でセンサー動かして高画素な写真撮れる機能入れてください!(どさくさ)

 

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(僕が買ったのは魔損の95MB/sの物ですが楽天を見てたら、READ速度の早い256GBもあったのでこっちのほうがいい気もします。。。値段も安いし。)

話を戻しますが、SDカードだとサンディスク製の物が256GBで1万円ちょっとというべらぼうに安い値段で買えるのでそれを購入しました。どう選んだのか書いてみます。

結論は星空のタイムラプスを撮るなら十分だけど、連射をするような人にとってはこのSDカードでは書き込み速度が遅くて辛いかもしれないです。

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D850のスペックを見てみる

 

SDカードのスペックを見る前にD850の仕様を見てみましょう。

D850はUHS-ⅠUHS-Ⅱに対応しています。

理論値での最大転送速度が UHS-Ⅰは104MB/秒かUHS-Ⅱは312MB/秒かという違いですね。

ただ、SDカードごとに最大転送速度がスペックにあるので最終的にはその値を参考にします。

また、最近出始めたビデオスピードクラスというものには対応してなさそうです。

なのでSDカードに表記されているビデオスピードクラスというのは無視してあくまでUHSスピードクラスを参考にすればいいはず。

(ちなみにスピードクラスは動画撮影時に参考にするもので静止画とは全く無関係というサンディスクの記事を読んだことがあるのですが、どういうこと?)

 

次に動画を撮影している時の最大ビットレートを見てみると、4K(2160/30p)で撮影しているときで144Mbps(=18MB/s)となっています。

 

次にタイムラプスをやるときに一番大事な写真1枚当たりの容量。

僕はロスレス圧縮RAW/14ビット記録を使っているので約51.6MB。多めに見積もって55MBと見ておくことにします。

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サンディスク SDXCカード 256GB Extreme PROのスペック

 

次に今回僕が選んだSDカードのスペックを見ていきます。

最大書込速度:90MB/s(UHS-Ⅰの規格上は104MB/sまで出るけど、実際の書き込み最大速度はSDカードによって異なります。)

最低書込速度: 30MB/s(UHSスピードクラス3)

なので、先ほど確認した4K動画の書き込み速度18MB/sを十分満たしていることになるので、ビデオ撮影中に書き込みスピードが追い付かず撮影が中断されてしまうというようなことはないと判断できますね。

(→実際に4Kで29分間撮影してみましたが、しっかりと最後まで録画できました。)

ただロスレス圧縮RAW/14ビットの場合、1枚55MBなので0.5秒間隔でインターバル撮影をした場合には最大書き込み速度90MB/sを超えてしまうので完全にNG。

1秒ごとのインターバル撮影で大丈夫かなというところです。最低30MB/s、最高90MB/sなので55MB/sくらいなら書き込めても良さそうですが、書き込める保証はどこにもないですよね。なのでここは賭けです。実際に買って試してみることにしました。

試した結果ですが、1秒間隔のインターバル撮影で3000枚撮ってみてなぜか3008枚撮れてました。またなぜか2200枚くらいでフォルダが分かれてました。これはSDカード側の問題なのかD850側の問題なのかは不明です。

連射は20枚前後で遅くなります。バッファが完全に解放されるまでの時間もXQDに比べて明らかに遅いです。

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結論

まぁちょっと良く分からない結果となってはいますが、星のインターバル撮影ならばそもそも10~20秒くらい露光するので書き込み速度はそこまで気にしなくていいでしょう。

インターバル1秒はキャンプでテント設営する様子とか撮りたいので、使うとは思うんですけど少し変な挙動だったのが気になるところです。

でもあくまで目的は星空のインターバル撮影に挑戦したいので、このSDカードであれば十分だと言えそうです。

ただ、せっかくインターバル0.5秒で撮れる機能があるのでそれを使いたい場合や連射時にバッファが解放されるまでの時間を短くしたい場合はUHS-ⅡのSDカードを選ぶほうがよさそうです。UHS-Ⅱでも最大転送速度が遅いものがあるのでそこは注意して選ばないといけなさそうですね。

 

僕も今回のSDカードを使ってみて不満が出てきたら次は128GBのUHS-Ⅱ規格のSDカード買おうと思います。それなら0.5秒のインターバルでも使えそうなので。容量もよく考えてみると128GBあれば2000枚以上撮れるから十分かと思います。なんで256GBの買ったんだろう(笑)

それかXQDカードがもっと安くなればそれで解決なんでしょうね。

【後日談(追記)】

何回か使ってみた感想です。

まず言いたいのはこのSDカードを選んでとても満足しています。

キャンプのテントやらタープやらの設営時に1秒間隔のインターバル撮影を約50分間撮影しましたがおおよそ190GBだったのでしっかり記録できてました。コマ落ちについては詳細までみてませんが、仕上げたタイムラプス動画を見る限りは問題ないと思います。(多少あったとしても1秒間隔なので分からないです。)

その後星空のインターバル撮影を2時間程度行いましたが、XQD64GBと合わせておけばまだまだ容量に空きはありました。

僕としては買って大正解だったなと思ってます。

CASE RELAYも買ってバッテリー問題をクリアしたからもう一枚買おうかな笑