Switchbotのミニマムロボット掃除機K10+の正直レビュー
MakuakeというクラウドファンディングのサイトでSwitchbotがロボット掃除機出すぞ~って出資を募っていたんで、出資してみました。
そして届きました。
我が家では2台目のロボット掃除機なんですが、なんか思った以上に良かったので紹介していきます。
1.ゴミステーションがついている
私が今まで使っていたのがDEEBOT社のomni901というモデルで、これが初めてのロボット掃除機で大変便利に使っていました。
この子のおかげで掃除機をかけなくても床に毛やホコリが溜まらない歓びを知り、今後の私の人生はロボット掃除機と共に歩んで行かなければいけないということを思い知ることが出来ました。本当に感謝しています。
しかし、私はどこまでも堕落できる闇の生物。
omni901が集めてくれたゴミは数日おきに私が掃除機本体のダストボックスからゴミ袋に捨てなければいけません。これは本当の意味で自動化とは言えません。ロボット掃除機と私の共同作業です。出来ればロボット掃除機さんに全部やって欲しい。
ということでゴミステーションのモデルを探しているときに丁度クラウドファンディングをやっていたのでポチってしまったという経緯ですが、やはりまぁ便利ですねゴミステーション。
まだ使い始めて3日目ですがすでに実感しています。もう私はただ寝てればいいんだって。ディストピアに一歩近づきました。
難点はK10+に限らずだと思いますが、ゴミステーションへゴミを移している時の音がなかなかの爆音であることです。
ただ、音が鳴ってる時間は約15秒程度であることと、時間指定ができるので日中にやってもらうことが出来るので全然我慢できる・・・というか家にいない時間にやってるだろうからこの音を聞くことはほぼないです。
いや~音なんかより自分でゴミ捨てなくていいのが本当にストレスフリーです。
もうこれだけで買ってよかったです。
2.ミニマム
サイズについては日本の住宅事情に合わせて小型化しましたということが売りにされていました。
正直私は小型化についてはそんなに興味なかったです。
へぇ~そう。ふ~ん。くらいの感じでした。
でも実際に届いて実物を見たら「小っさ!!!!」って思いました。
そして「最高やん!」って思いました。
これ私のボキャブラレベルだとうまく伝えるの難しいんですけどロボット掃除機ってインテリアの中に含まれるじゃないですか。
で、それが大きいと見た目にモッサリ感が出てたんだなってK10+を見て思いました。
つまりK10+は小さくてカワイイ。
ただ、小さいとたくさん走り回らないといけないから掃除の時間増えるんじゃないの?って思ったんですけど、前の掃除機で15分だったのがK10+だと20分程度でした。
少し掃除時間は増えたけど大したことない・・・というか会社言ってる間に掃除してもらうから関係ないです。
ちなみに写真でもお分かり頂けると思いますがステーションもなかなか小さいので設置が楽でした。
ちなみに前使ってたOzmo901は350x350x102 mm。
K10+は248×248×92mmなので、計算するとしっかりと面積比50%になっていたので誇大広告じゃなかったです(疑うな笑)
コンパクトであることがこんなに良いってことに気づかせてくれたSwitchbotさんさすがです。ロボット掃除機後発のメーカーですが侮りがたし。
3.静か
先程ステーションにゴミを吸い取るときは爆音と書きましたが、ロボット掃除機が床のゴミを吸い取る音はなかなか静かです。
公式サイトに「独自の「SilenTech技術™」で最小45dBの静音性を実現しています。」と記載がありますが、おそらくこれは吸引モードが一番弱いときかな?
騒音計で音量を測ったりはしていませんが、たしかに静かでした。
ただ最大動作にするとまぁそれなりには音はします。
それでも今まで使ってたomni901よりは少し静かな気がします。というか音に含まれる周波数が違うような気がします。甲高い音が少ないので耳障りさが緩和されてるかな。
音の感じ方は人それぞれだと思いますが私はちょっと静かになったなと思いました。
4.モップがけ
モップがけは自分でお掃除シートを取り付けるという珍しいタイプです。
私はロボット掃除機のモップがけってオマケ機能ですよねって思ってます。
だって自分でモップ洗ったり装着したりしないといけないじゃないですか。
忘れると臭くなるし。
他社の最上機種だと自動洗浄して、乾かしてくれる機能があるものもありますがいずれも15万円以上するモデルで手を出すには勇気がいるレベルです。
なので、K10+の自分で取り付けるというのは個人的には程よい落とし所かなと思いました。モップを洗わないで捨てられるから衛生的だし。
で、じゃぁ実際使ってみた感想ですが、面倒くさいですね笑
取り付けるの面倒くさいし、取り外すの面倒くさい。
こちとら面倒くさがり屋だからロボット掃除機買ってるっつーの!
そして、モップがけが終わった後のシートを見るとそんなに黒くなっていないところからあんまり意味がないような気がしました。
シート1年分も要らないwww
5.注意点
K10+が苦手な場所もあります。
・長い毛足のカーペット
・ケーブル類
・中途半端な棒状のもの
ただ、これってK10+だけでなく多くのロボット掃除機は苦手です。
Omni901も当然同じなのでカーペットは取り外しました。
カーペットがある人はロボット掃除機の進入禁止エリアに設定して、カーペットだけは自分で掃除するというのもいいかもしれません。
ケーブルは床に散らからないようにしてます。高級機だとケーブルを認識して避けて掃除する機能があるみたいですが、やはり10万円を超える価格帯のものにしかついてなさそうです。
困っているのは椅子の足が棒状でそこに掃除機が乗り上げて動けなくなってしまうことかな。椅子も朝は寝室に移動させたりしてますがうっかり忘れると帰宅したときにロボット掃除機が引っかかって死んでます笑
【まとめ】
約6万とゴミステーション機能つきのロボット掃除機としては標準的なお値段でありつつ、マッピング機能やスケジューリング機能などロボット掃除機として必要な機能はしっかり詰め込まれているなという印象です。さらにステーションへの収集時間は別に設定できるという気の利いた点もグッドです。
気が利いてるで言えば、細かい点ですがステーションの裏にコードが収納できる機構になっているので、必要分の長さだけを出せる点も良かったです。
言及してなかったですが吸引能力に関しては全く問題ないです。
2500Pa / 1600Pa / 1100Pa / 600Paから選べます。吸引能力はPaの値だけでは評価できないみたいですが、実際使ってみた感じホコリや髪の毛を吸う程度ならどれでも問題なさそうです。
繰り返しになりますが、私が期待していなかった小型化というのが大変素晴らしく買って良かったなと思えるロボット掃除機でした!