FIMI PALMのメニューを確認してみた

FIMI PALMのメニューの備忘録も兼ねて整理をしていこうと思います。

ただ、FIMI PALMは細かくアップデートを繰り返しているので、この先メニューが変わる可能性はありそうです。

僕の現在のFIMI PALMのバージョンは以下になります。

Camera:V1118.01

Gimbal:V1004.1

公式の説明がないため間違った解釈はあるかもしれません。

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まずは画面の左上のカメラマークあたりをタップします。

Output

解像度/フレームレートの設定。

主に下記2つのどちらかを選ぶのが一般的だと思います。

4K/30p

最高画質で撮りたい人向け。
PCスペックが低い方は編集が大変になるのでオススメできません。
編集でスローモーションにしたい方はカクつきがひどくなるのでオススメできません。

 

1080P/60

地デジと同じ解像度。
PCスペックがそこそこなら編集は快適にできます。
出力動画のフレームレートによりますが、スローモーションにしても滑らかに見えます。
少しクロップされるので画角が狭くなります。それは嫌だけど1080Pがで録画したい人はフレームレート30fpsの1080P/30を選択すると良いと思います。

 

24fpsを使いたい人はマニアックだと思うのでここでは触れません(笑)

Pic-Qua

画質の設定。

  • FINE
  • SuperFINE
    • 4K/30pの場合はSuper Fineにすることで100Mbpsで記録できます。

Fine より Super Fineの方が画質がいいはずなので、Super Fineを選んでおけば良いんだと思います。

ただmicroSDカードの書き込み速度が遅いと録画中にエラーが出ることがあります。僕のも4K/30pの設定だと「書き込み速度遅すぎます」」という警告が出て録画が途中で止まってしまいました・・・。

 

 

Color

色の設定

  •  Natural
    • メーカーのおすすめの色味で録画してくれます。
  • F-Log
    • Naturalに比べるとコントラストの低く録画されます。編集で色をいじるときはこちらの設定のほうが自分好みの色に近づけやすいです。

ここは好みなので好きな方を設定してください。

MIC

録音設定。

  • HIGH
  • LOW
  • MUTE
    • ミュートに設定すると音は録音されません。

これが録音品質のことを言っているのか、録音感度のことを言っているのかよく分からないのですが、僕はHIGHに設定しています。

音が割れて録れてることはないのでHIGHにしておけば良いと思います。

 

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次に画面を上からスワイプした時に出てくるメニューの解説です。

さらに左右にスワイプすることで色々な設定ができます。

一番左のメニュー

ここは録画の品質に直接は関わってこないのでサラッと飛ばしますが、

  • Wi-Fi
    • スマホなどと接続することが出来ます。アップデートなどもスマホから出来るので接続できるようにした方が便利です。設定もスマホからできて分かりやすのでオススメです。Wi-Fiパスワードの初期値は”123456789”です。
  • Lock
    • ロックを掛けることが出来ますが使用用途が思い浮かびませんでした。
  • Display
    • 画面表示を拡大することが出来ますが、いつ使うのだろうか。
  • Brightne
    • 画面の明るさを調整できます。
左から二番目のメニュー

ジンバルの動き方の設定です。

タップするたびにFollow→FPV→Pitch Lock→Gimbal Lockに変わります。

パンは水平(左右)方向  → 人間が左右を見るときの動き チルトは垂直(上下)方向 → 人間が上下を見るときの動き ロールはカメラが回転方向 → 人間がなんで?って首を傾ける動き

[フォロー] パン  追従 チルト 追従 ロール 固定

[FPV] パン  追従 チルト 追従 ロール 追従

[Pitch Lock] パン  追従 チルト 固定 ロール 固定

[Gimbal Lock] パン  固定 チルト 固定 ロール 固定

左から3番目のメニュー

画角設定です。

  • Ultra Wide
    • 16:9で録画が出来ます。一般的なディスプレイであれば画面いっぱいに映像が映るのでこの設定がオススメです。
  • Superscope
    • 上下がクロップされます。つまり映画みたいに画面の上下に黒幕がでてくるようなイメージですね。映画みたいな画面になってちょっとオシャレなのでこの設定でも良いと思います。
  • Narrow
    • 画角が狭くなります。つまり望遠モードになるともいいますが、電子的に画面の中央を切り抜いているため画質が荒くなるのでオススメできません。
左から4番目のメニュー

カメラ設定でここから更に下の階層のメニューに潜り込めます。

  • Photo Format
    • 写真撮影の形式をJPEGだけかDNGも同時に撮影できるか選択できます。
  • Metering Mode
    • 測光モードの選択。「多分割測光」「中央部重点測光」「スポット測光」の選択ができます。画面中央の明るさを基準に明るさを調整するか、画面全体の明るさを元に明るさを決めるかってな項目。最適な測光モードはシーンによって異なるので一概にこのモードが良いというのはないです。
  • Video Output
    • NTSCかPALか選択できますが、PALにしてしまうと4K/30や1080P/60が選択できなくなります。細かくは昔の規格争いの名残っぽいですが、NTSCを選択しておきましょう。
  • Video Codec
    • H264かHEVCか。HEVCの方が新しい企画で圧縮率が高いので、録画容量を減らすことが出来ます。ただ、HEVCの場合は再生負荷が重かったりエンコードに時間がかかったりするのでPCスペックの低い方は注意が必要です。
  • LDC
    • 歪み補正。画角が広いレンズだと直線が曲がります。そのため電子的に歪み補正をかけることである程度歪みを抑えることが出来ます。
左から5番目のメニュー

ジンバルの設定

  • Joystick Speed
    • ジョイスティックで操作した時に、ジンバルが動くスピードを調整できます。
  • Follow Speed
    • FIMI PALMを動かした時にジンバルが動くスピードを調整できます。
  • Calibration
    • ジンバルの水平垂直などをキャリブレーション出来ます。録画ボタンをダブルクリックしても水平垂直が出ない場合はやってみましょう。やるときはFIMI PALMを平らな場所において動かないようにしましょう。
  • Adjust Horizon
    • どうしても水平が出ない場合は手動で調整できるみたいです。
左から6番目のメニュー
システムセッティング
  • Power off
    • FIMI PALMをイジってないと自動で電源が落ちるように設定できます。
  • Lock Screen
    • FIMI PALMをイジってないと自動で画面をOFFに出来ます。録画中も画面をOFFにすることができるのでバッテリー持ちをよくできます。
  • Boot Video
    • FIMI PALMを起動した瞬間に録画開始に出来ます。通常は起動した後に録画ボタンを押す必要があります。
  • Beep
    • これなんだろう・・・何か音が鳴るのかな?でもFIMI PALMってスピーカーないよな?
その他
  • Joystickを長押し
    • 上下→ズームとズームアウト
    • 左右→EV調整。つまり明るさを調整できます。
  • 録画ボタン2回クリック
    • ジンバルが中央に戻ります。
  • 録画ボタン3回クリック
    • 自撮りモードに切り替わります。顔認識してジンバルが顔を追従するのですが、この機能を切りたければ画面をダブルタップすると切れます。

他にPhoto modeやスローモーションモードタイムラプスモードもありますがこれらは今回は説明を省きます。