AirPods Proを買ったら偽物が届いたのでご紹介
同じ画像を使った出品が100件くらいあってそのうちの一つをポチった。
明らかに怪しいがこれで本物なら儲けものだ。
と淡い期待を抱いていたが届いたものはもちろん偽物なのであった。
ちなみに次の日にはほぼ全ての出品が取り下げられていた。
おそらく偽物の精度はあがっているので皆さんに今の偽AirPodsはこんなかんじですよと情報共有の意味を込めてブログにアップする。
間違っても僕のようにフリマサイトで格安のAirPods Proを買わないことをおすすめしたい。出品者への返品等の対応が面倒くさいからだ。
それではさっそく外観を見ていこう。
外箱からは偽物らしさがあまり感じられない。
表面のイヤホンの印刷も少しデコボコ感があって本物の箱っぽい。
シリアル番号もAppleの公式サイトに入力すると、ちゃんと製品として出てくる。
ただし、シリアルが公式のものであっても本物とは限らない。結局、シリアルナンバーもどこかでコピペされているだけかもしれないので。
日本語のフォントがちょっと怪しい。この手のフォントは偽物っぽいので本物の箱と見比べると違うことが分かった。
本物は持っていないので、ネットで検索して見比べた。印字されている文字幅が明らかに本物とは違っていた。
箱の横側と背面は完全に再現されている。
外箱からは日本語のフォントから偽物と判別できることが分かった。
ネットで検索した偽物のAirPods Proの外箱はもう少し粗があったので、最近はさらにコピペの精度があがっているのかもしれない。
次に箱の中身を見ていこう。
撮った写真はボケてしまっているが、説明書や保証書みたいな書類jは4つ入っていて本物と同じ。
説明書に日本語はない。購入した型番はMWP22J/Aという日本のモデルなのでこれもちょっとおかしい。
AirPods Proの充電ケースは本物と同じようなビニールで梱包されている。
付属品はUSB Type-CのLightningケーブルとイヤーパッドが2種類で本物と同じ。
Lightningケーブルは使えるか試していない。
充電ケースのヒンジ部分も偽物と見分けるチェックポイントらしいが、今回のは形状も本物と見分けがつかなかった。触った感じが違うというのをネットで見たが本物を持っていないため判別ができなかった。
印字されている文字は完全再現されている。
充電ケース内の上蓋の印字も本物と一緒か分からないがしっかりある。
イヤホン本体は完全再現されていると思う。
ネットの写真と見比べても素人の僕にはこれが偽物だと全くわからない。
実際にiPhoneと接続してみた。
まずはiPhoneの近くでケースの蓋を開けると、写真のようにペアリングの画面が出てくる。
そして画面の表示に従うといともあっさりペアリングが出来た。
ペアリングが出来たら耳に装着すると「ボロン♪」という音が聞こえる。
少しビリリリリリリ・・・とノイズが聞こえる。これが正規品ならクレームレベルだと思った。ただこのノイズは消えることもある。
ためしに音楽を流してみると普通に流れる。
音は少し籠もってて高音が足りてない気がするけどそこまで悪くない。ノイズさえなければ使えるレベルだ。
部屋で使っている分には途切れはあまりない。15分使って一瞬途切れたぐらいだ。
次にイヤホンのタッチ操作で音楽の再生・停止をしてみると感度は悪いけど一応出来る。
そしてノイズキャンセリングだが、これは全く効かない。一応iPhone上ではノイキャン機能を選択できるけど全く機能していない。外部音取り込みも同様に機能していない。
イヤホンを長くタッチしても反応しない。ここらへんは偽物の限界か。
あとはたまに再生が勝手に止まる。
とまぁ僕の気付いた点はこれくらいだ。
とりあえず爆発したりしたら恐いので使用はしないようにする。
このブログを書いている現時点では出品者に返品したい旨をお伝えしたが、明らかに外国人が書いてる日本語で返品拒否されていて「山口さんの友達を家まで来させて僕を探し出す」と言っている。
たしかに住所は割れているので可能ではあるけど本当に来るのかな。部屋汚れてるからあげたくないな・・・。
【追記1】
Twitterを見ていたら、正義の味方がラクマに現れたのを知ったのでご紹介。
これは面白い戦いだ笑
【追記2】
ラクマに通報したら特例で運営経由で出品者に返送してくれて、それが完了したら取引をキャンセルしてくれるらしい。
ちなみに出品者のアカウントはまだ生きてるように見えるのでアカウントも削除してほしいな。