ZV-E10のファーストインプレッション

SONYのZV-E10Lを購入した。

初めてのミラーレスカメラ。D850使いなので本当はニコンから良いミラーレスが出ればと思っていたけど、ZV-E10が約8万円と安かったので手を出してしまった。

動画機として使っていきたいと思っての購入だ。

イメージ写真を撮ってみた。玉ねぎも一緒に写っているのはなんとなくである。

少し触ってみた感じだがファーストインプレッションを述べたい。

まずは思った通りとても軽くて小さい。今までD850という重量級のカメラを使っていたので余計そう思うのかもしれないが。

手で持って長時間動画を撮っても苦にならない。

画質は少し撮ってみた感じは、普通に良いと思う。動画は8bit収録らしいので、カラグレとかをゴリゴリにやりたい人には向かないだろうが、僕はお手軽にそれなにり良い画質で撮りたいという目的なので十分な画質だ。APS-Cセンサーというそれなりに大きいイメージセンサーを使っているので基本的には階調豊かだし、部屋の中程度の明るさならノイジーさは気にならない。iPhoneやRX100シリーズよりキレイに撮れている。動画撮影の入門機として文句のない画質だと思う。要はどこまでを望むかで判断は変わると思うけど、そういう人はそれなりにカメラに詳しい人なのでZV-E10には手を出さないと思う。最初の1台としては素晴らしい。

不満点は4Kの撮影だと24fps以外は画面がクロップしてしまうこと。ちょっと一昔前感があるが、値段を考えるとしょうがないかな・・・。

あとはボディ内手ブレ補正もないこと。これも値段を考えると・・・いやでも入れて欲しかったな。

音質については事前にYouTubeとかで確認してて、みんな絶賛していたのだが僕もとても良い音で録れるなと思った。VLOG程度であればわざわざ重たい外部マイクを付ける必要はなさそうだ。

ただ録音レベルを自動にできないので、手動での設定オンリーというのが気になった。録音レベルというのは素人にはなかなか難しい項目で、いまいち丁度いいレベルが分からない。とりあえずデフォルトのレベルであればカメラを手に持ちながら話す分には丁度良さそうかな。ここは使いながら調整していきたいと思う。

また、シャッターボタンとは別に録画ボタンがあるのも良い。写真→ビデオ→スローモーションの3つの動作モードに切り替えられるんだけど、写真のモードになっていても録画ボタンを押せばビデオ撮影が開始される。その場合は録画ボタンを推してから録画が開始されるまで少し時間がかかるけど、写真からビデオモードに切り替えて録画を開始されるよりははるかに早く録画を開始することが出来る。動画機として最適化されているボタンだなと思った。

ボタンの数が少ないことが購入する際の懸念事項だったけど、マニュアルで設定を変えて撮るというよりは、ある程度オートで撮ることを前提として運用すれば全然問題はなさそうだ。Fnボタンを押せば変えたい項目にすぐにアクセスも出来るし。

カメラを使う時に僕はすごい大事だと思ってる電源ONからの起動時間だけど、僕の中では合格点。電源ONしてからレンズが繰り出すタイプだから遅かったら嫌だなと思ってたけど、使ってみたらGRⅢと体感的には変わらない印象かな。RX100とかRX0MⅡも使ったことあるけどあっちは電源ONしてから撮影が開始されるまでの時間が長すぎて個人的にはストレスがすごい溜まってた。

アクティブ手ブレ補正は結構クロップされるけど、とても良く手ブレ補正が効くので基本はONで使おうと思う。

シューティンググリップは必要そうなら後で買い足そうと思ってたけど要らないかな。あれ持って撮影するのは個人的には恥ずかしいし。

PDでの充電/給電が出来なかったのが良く分からない・・・バグなのか仕様なのか。もしファームウェアのアップデートで直るようなら直して欲しい。普通にモバイルバッテリーのTypeAからの出力なら充電/給電は出来た。

 

今のところは買ってみて凄い満足してる。もう少し使い込んでみて書きたいことが見つかったら記事を投稿しようと思う。

これはみんなソニーに移るわけだと納得してしまったが、頑張れニコン